ローヤルゼリー、子どもが飲んでも大丈夫?

ローヤルゼリーは、ビタミン、ミネラル、アミノ酸など40種類以上の栄養成分が含まれています。もちろん、これらの栄養成分は子どもにとっても有用なものですが、注意点もあります。詳しく解説します。

ローヤルゼリーは何歳から飲める?

ローヤルゼリーといえば「生活習慣病や更年期障害などの予防、改善」など、大人のへ効用に注目されていますが、子どもの成長にとっても必要な栄養成分が含まれています。ミツバチが花粉などからつくる自然産品なので、基本的には副作用の心配も少なく、子どもでも安心して摂取できるものです。といっても、1歳未満の乳児は摂取を控えたほうがいいとされています。ローヤルゼリーと同じミツバチ産品の蜂蜜の摂取も1歳未満は禁止されています。

その理由は、ローヤルゼリーや蜂蜜には「ボツリヌス菌」という細菌が混入している場合があるためです。乳児の体内に侵入したボツリヌス菌が増殖することで「乳児ボツリヌス症」を引き起こす恐れがあるのです。乳児ボツリヌス症とは、全身の筋力の低下や麻痺を引き起こす病気です。大人と比べてまだ抵抗力の弱い1歳未満の乳児の場合は、感染してしまう危険性があるので、ローヤルゼリーや蜂蜜を与えてはいけません。ただし、腸内細菌の力が強まる1歳を過ぎれば、ボツリヌス菌が体内に入っても増殖せず、自然に消滅するので安心です。

ローヤルゼリーを摂取する場合の注意点

1歳未満の乳児だけでなく、ローヤルゼリーの摂取を控えた方がいいケースをピックアップします。

摂取してアレルギー反応が出た、または体調が悪くなった場合

さまざまなアレルギーがありますが、ローヤルゼリーに含まれるたんぱく質がアレルギー反応を引き起こすことも考えられます。体調に異常を感じたら、注意が必要です。

過去に蜂に刺されたことがある場合

蜂に一度刺された後に、もう一回刺されると、「アナフィラキシーショック」を引き起こすことがあります。アナフィラキシーショックとは、免疫が過剰に反応することによって起こるショック症状です。蜂の毒が再度体内に侵入することで、じんましん、呼吸困難、意識障害といったショック症状を発生させることがあるのです。蜂に複数回刺されたからといって必ずしも起こるわけではありませんが、症状がとても重いため警戒する必要があります。
蜂の毒とローヤルゼリーはまったく異なる物質ですが、念のため過去に蜂に刺された経験がある方は注意してください。

子どもへの効果について

では、ローヤルゼリーに含まれる豊富の栄養成分が、子どもの成長にどう役立っていくのでしょう。まずあげられるのが、発育を促す作用です。ローヤルゼリーに含まれる「パントテン酸」は新陳代謝を正常に保つ働きがあります。またビタミンB群やアミノ酸が、体の細胞を活発にし、丈夫な骨や歯、肌、髪の発育をサポートします。
栄養成分がバランスよく含まれているので、好き嫌いが多くても、栄養の偏りを補うことができます。
つぎにあげられるのが、免疫機能をサポートする作用です。ローヤルゼリーに含まれる「デセン酸」は、強い抗菌作用を持った物質です。免疫機能がまだ発展途上の子どもにとっては、ローヤルゼリーの持つ抗菌作用が力になります。

まとめ

ローヤルゼリーは、1歳を過ぎた幼児から飲んでいただきたい有用な健康食品です。はじめは、大人の飲む量の半分~1/3程度に抑え、様子を見ながら摂取させてみましょう。ただし、生ローヤルゼリーの味は酸味の刺激が強く、錠剤は飲むのが苦手という子どもも多いかと思います。そのような場合は錠剤を砕いて食事と混ぜるといった工夫をしましょう。
また、成長期に入る中学生や高校生にとって、ローヤルゼリーは栄養サポートに最適なので、ぜひ摂り入れてみてください。

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