女王バチの生命力とローヤルゼリー

ミツバチは、およそ数千~数万匹がひとつの巣の中で暮らしています。そのほとんどがメスの働きバチで、オスはわずか数十~数百匹程度、そして1匹の女王バチで構成されています。卵を産むことができるのはこの女王バチだけなので、同じ巣に住むすべての働きバチやオスバチの母親は、この1匹の女王バチということになります。女王バチは、体長が働きバチの1.5倍、寿命は20倍、1日に卵を2000個も産みます。しかし、女王バチと働きバチの遺伝子は同じです。どこで差が生まれたのか、その驚異的な生命力を支えている秘密がローヤルゼリーにありました。

ローヤルゼリーの成分について

ローヤルゼリーは、豊富な栄養成分が詰まった天然の健康食品です。働きバチと女王バチが同じ遺伝子なのに差がついたのは、働きバチがハチミツや花粉を食料としているのに対し、女王バチ候補として生まれた幼虫は、生まれたときからローヤルゼリーだけを食べていたからなのです。ではローヤルゼリーにはどんな成分が含まれているのでしょうか。ローヤルゼリーには、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、そしてローヤルゼリーだけに含まれる特有成分など、人間の健康にも有用な40種類以上も含まれています。詳しく見ていきましょう。

ビタミン

ビタミンB1、ビタミンB2をはじめとする「ビタミンB群」、さらにビタミンと同じような作用を持つ「ビタミン様物質」を含んでいます。ビタミンB群はエネルギーを作り出す際に欠かせない栄養素で、体の中でそれぞれが助け合いながら相乗的に作用します。

ミネラル

リン、鉄、銅、マンガン、カルシウム、亜鉛、マグネシウムといった「ミネラル」も含んでいます。貧血予防、新陳代謝の向上、骨の生成、抗酸化作用などが認められています。

アミノ酸

人間の体内で生成できないため食事からとる必要のある「必須アミノ酸」と、その他の「非必須アミノ酸」を10数種類も含んでいます。アミノ酸は筋肉や内臓、髪、皮膚などをつくるもとになります。

ローヤルゼリーだけの特有成分

ローヤルゼリーの特有成分「デセン酸」が含まれています。デセン酸には、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンと同じような作用があります。したがって、ローヤルゼリーの摂取によって、ホルモンバランスの乱れが原因で引き起こされる更年期障害を軽減させるという効用が認められました。
さらに、アンチエイジングに有効な若返りホルモンと呼ばれるパロチンと同じ作用を持つ「類パロチン」や、抗酸化作用で活性酸素の発生を抑制し、アンチエイジングに効果がある「ビオプリテン」が含まれています。

人間にも有用と認められたあるきっかけ

こうした人間にも有用な栄養成分が、女王バチの驚異的な生命力を支えているというわけです。人間にも有用であることはかなり古くからわかっていましたが、広く一般に知れ渡ったのは1954年のことでした。重篤な病に侵されていた時のローマ法王が、ローヤルゼリーの投与によって一命をとりとめたのです。ローマ法王は、国際養蜂会議にて演説し「私はローヤルゼリーのおかげで命が救われた」と絶賛しました。このことがニュースとなり世界中を駆け巡ったのです。

まとめ

ローヤルゼリーは、ミツバチの巣を維持するために必要不可欠な栄養食です。その栄養が人間の健康にも役に立っています。
古くから人間とミツバチは共存してきました。ミツバチとの共存は自然環境を維持することにもつながり、人間にとってもいい環境を育むことになります。ミツバチの生態とローヤルゼリーにはまだ謎も多く、さまざまな研究が進められています。今後はさらに、人間への効用が認められる可能性があり、活用の範囲が広がっていくことでしょう。

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