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貴重なローヤルゼリーを採取する方法とは

ミツバチがつくる栄養食、ローヤルゼリーは、その成分が健康維持や美容に効果があることが知られており、多くの方にサプリメントなどとして愛用されています。
働きバチが、女王バチと女王バチ候補の幼虫のために、花粉などから生成するのですが、その量は限られていて大変希少なものです。
しかも、巣の中に集められたローヤルゼリーを人間が採取したとなると、女王バチも女王バチ候補の幼虫たちも育つことができなくなります。ミツバチたちにしてみれば迷惑な話です。
そこで考えられたのが、ミツバチがローヤルゼリーを貯めていく王台と呼ばれる幼虫の飼育室を人工でつくることでした。

人工王台に幼虫をうつすところから

王台には、幼虫を女王バチに育てるための飼育室である王椀というくぼみがあります。このくぼみの中に生まれたばかりの幼虫を移します。その後、巣箱に女王蜂がいない状態にすれば、働きバチは人工王台にいる幼虫のためにせっせとローヤルゼリーを貯めていきます。
人工王台に幼虫をセットして3日後にいよいよローヤルゼリーを採取します。これが製品として販売されるローヤルゼリーの原料となるわけです。最初に王台へと移した幼虫の大きさはわずか1ミリほどですが、3日後には体長1センチほどへと成長しています。これだけでも、ローヤルゼリーがいかに栄養のあるものかがわかります。
なお、最初に幼虫を王台へと移すときと、採取する際に幼虫を取り除くときも、手作業でひとつひとつていねいに扱います。

ひとつの巣でどのくらいのローヤルゼリーが採れるのか

人工王台を、巣箱1箱に50~60個つくったとして、そこからとれるのはわずか15g程度。つまり、ひとつの王台からは300mgほどしか採取することができない、とても貴重なものです。またこの工程は手作業ですから、大変手間と時間のかかる作業だといえます。
しかもミツバチにとっては、女王バチを育てるために一生懸命にローヤルゼリーを貯めていくわけですから、ちょっとかわいそうな気もしますね。

まとめ ローヤルゼリーの栄養を毎日の暮らしへ

ローヤルゼリーには、パーフェクトフードと呼ばれているほど豊富な栄養が含まれています。中でも、人が体内だけで合成することができずに、食品として摂取する必要のある必須アミノ酸、をはじめ、ビタミン(B1、B2、B6、葉酸など)、ミネラル(カルシウム、亜鉛、鉄分など)などが含まれています。それらの成分がお互いに働きかけることで、健康で若々しい体へと導いてくれるのです。ミツバチのつくる貴重な栄養成分、ローヤルゼリーを毎日の健康に生かしましょう。

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