ローヤルゼリーの特有成分、アピシンとは?

ローヤルゼリーには、ビタミン、ミネラル、アミノ酸など私たちの健康に有用な成分が豊富に含まれています。その中には、ローヤルゼリーだけに含まれている特有成分もあり、その効用についてさまざまな研究が進められています。今回は、そんな特有成分のひとつである「アピシン」について詳しく解説していきます。

ローヤルゼリーの特有成分

自然界ではローヤルゼリーにしか含まれていない特有成分の代表格が「デセン酸」です。女性ホルモンと同じような働きを持ちます。更年期障害に有用な成分として知られ、その含有量がローヤルゼリーの品質を左右するほどの希少な成分です。さらに、若返りホルモンとして知られるパロチンと同じような働きを持つ「類パロチン」、そして今回ご紹介する「アピシン」があります。

アピシンとは?

産まれたばかりのミツバチの幼虫が、ローヤルゼリーを食べると24時間後には体長が数倍にもなります。この成長を促しているであろう成分をローヤルゼリーの頭文字から「R物質」と呼び、世界中で研究されてきました。最近まで、その物質の正体はデセン酸ではないかといわれていましたが、最新の研究ではアピシンがその成長に大きく関わることがわかってきました。
アピシンは、ローヤルゼリー全体量の10%ほどを占める糖たんぱく質のひとつです。ミツバチによる実験では、ローヤルゼリーに含まれるアピシンの量が幼虫の成長に大きく関わっているという結果が裏付けられました。さらに、人間の血液細胞にアピシンを加えると、細胞の分裂が早まり、細胞増殖を促す作用があることがわかっています。また、細胞を長生きさせる、肝機能を強化する、血液中の脂質濃度を低下させるなどの働きがあることがわかりました。

アピシンの効用について

これらの結果から、アピシンには、老化防止、生活習慣病の予防に有用であるといわれています。また、美容面でも細胞の代謝を促す働きがあるため、肌代謝の活性化によってターンオーバーが正常化し、肌を若々しく保つ効果が期待されています。

まとめ

アピシンが「R物質」の正体なのかということは、まだ研究の途中です。しかし、働きバチの数倍の大きさ、30~40倍もの長寿命、毎日数千個の卵を産むという女王バチの驚異的な生命力を支えている重要な成分であることは間違いありません。またアピシンが、私たちの体を健康に保つために役立つことも明らかになっています。
アピシンは、ローヤルゼリーに含まれる第3の特有成分として素晴らしい効用を持ったタンパク質といえるでしょう。

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