ローヤルゼリーの歴史を知ろう

人間とミツバチの付き合いは古く、スペイン東部の洞窟で発見された紀元前6000年頃の壁画には、壺を片手に蜂蜜を採る人物とその周りを飛び交うミツバチの様子が描かれていました。また、紀元前3000年以降の古代エジプト文明、メソポタミア文明においても、ミツバチと人間の関わり合いを描いた壁画が見つかっています。
ローヤルゼリーが歴史に登場するのは古代ギリシアの時代、哲学者であるアリストテレスの著書でした。「濃厚な蜂蜜に似た淡黄色の柔らかいもの」というローヤルゼリーと思われる物質が女王蜂を生みだす鍵であることを記しています。しかし、広く一般に知れ渡ったのは1954年に起きたある出来事がきっかけでした。

ローマ法王を救ったローヤルゼリー

その出来事とは、ローヤルゼリーのおかげでローマ法王の命が救われたことでした。当時のローマ法王が肺炎でかなり容態が思わしくなく、命の危機に陥ったのです。当時の最新医療をもってしても回復することがなかった法王の医師団は、最後の望みをかけローヤルゼリーを投与しました。すると、法王はみるみるうちに顔色が良くなり、奇跡の回復を成し遂げたのです。ローヤルゼリーの投与によって一命をとりとめたローマ法王は、1958年の国際養蜂会議にて自ら登壇し、「私はローヤルゼリーのおかげで命が救われた」と演説しました。このことがニュースとなり世界中を駆け巡り、これをきっかけにしてローヤルゼリーは広く認知され、その成分と効用が研究されるようになったのです。

命を救ったローヤルゼリーの栄養成分とは?

ローヤルゼリーは、働きバチが花粉などから自分の体の中で生成し、女王バチだけに与えられる特別な栄養食です。女王バチは、体長も、寿命も、ふつうの働きバチよりはるかに上回っています。しかも一生の間に、毎日1500~2000個もの卵を産み続けます。
この驚異的な生命力を支える理由は、ローヤルゼリーに含まれる豊富な栄養成分にありました。人が体内だけで合成することができずに、食品として摂取する必要のある必須アミノ酸をはじめ、ビタミン(B1、B2、B6、葉酸など)、ミネラル(カルシウム、亜鉛、鉄分など)などが含まれています。
さらに、ローヤルゼリーは更年期障害やアンチエイジングにも役立つ成分を含んでいます。それはローヤルゼリーの特有成分である「デセン酸」、「類パロチン」、「ビオプテリン」です。

ローヤルゼリーだけに含まれる特有成分とは?

「デセン酸」とは、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンと同じような作用をもつ物質です。また「類パロチン」も、若返りホルモンと呼ばれるパロチンと同じような働きをする物資です。
これらの物質が、加齢とともに分泌量が減少するホルモンを補うことで、ホルモンバランスの乱れによって引き起こされる更年期障害を軽減させ、若々しさを保つことができます。
またビタミンのひとつ「ビオプテリン」は、抗酸化作用で活性酸素の発生を抑制し、アンチエイジングに効果があります。
こうした成分のおかげで、健康面はもちろん美容の面でもローヤルゼリーの愛用者が増えているのです。

まとめ

ローヤルゼリーの研究が進んだおかげで、その栄養成分が健康食品や化粧品として幅広く活用されています。しかしそれも、ミツバチと人間とが織りなした永い歴史があってこそです。歴史が証明する天然の恵み、ローヤルゼリーを日々の健康にいかしましょう。

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