加齢臭対策にしじみが効く?

加齢臭とは

年齢を重ねるとともに、加齢臭と呼ばれる体臭が発生します。その匂いは、共通して古い油のようだと例えられることがあります。

加齢臭の原因は「ノネナール」

ノネナールは、皮脂腺から分泌されるパルミトオレイン酸と呼ばれる脂肪酸が、酸化や皮膚のバクテリアによって分解されて作られます。加齢などで抗酸化作用が衰えることで、ノネナールの分泌が増加するといわれています。

ミドル脂臭の原因は「ジアセチル」

30代以上の男性特有のミドル脂臭と呼ばれる臭いは、疲労関連物質である乳酸が汗に含まれてしまうことが原因で起こります。
汗に含まれた乳酸が皮膚の常在菌によって分解されることで、臭いの発生源であるジアセチルという物質が発生します。

肝臓では、糖新生と呼ばれる乳酸の代謝が行われ、グリセリンやアミノ酸、乳酸からグリコーゲンが作られエネルギーとして活用されるため、通常は乳酸が汗に含まれることはありません。
しかし、肝臓が疲れているとエネルギー代謝がうまく働かなくなり、その結果乳酸が分解されず、匂いの原因となるのです。ストレスやお酒、たばこなども肝臓の疲れに影響を及ぼします。

しじみが匂いに効く理由

抗酸化作用を高めるタウリンとメチオニン

しじみに含まれるタウリンやメチオニンというアミノ酸には、強い抗酸化作用があります。抗酸化作用が強い食品を食べると、脂質やタンパク質の酸化を抑制し、加齢臭を予防してくれます。

肝機能の改善に作用するオルニチン

肝機能の健康状態も、加齢臭の発生に影響を与えます。肝臓が弱って脂肪の代謝がうまくされないと、体内や血液中に代謝されなかった物質や脂質が蓄積します。これが皮脂腺から体外に分泌され酸化すると、匂いの原因になるのです。他にも、毒素であるアンモニアが体内に蓄積し、汗に混ざって体外に排出されると体臭の原因になるため、肝機能を健康に保つことは気になる匂い対策に欠かせません。
しじみに含まれるオルニチンには、アンモニアを無毒な尿素に変える、オルニチンサイクルと呼ばれる代謝回路を活発にする働きがあります。アンモニアには、匂いの原因になる以外にも、エネルギーの産生を阻害する作用があるため、オルニチンが肝機能を助けることで、代謝機能の向上にもつながります。

しじみの摂取と合わせて加齢臭を抑えよう

加齢臭は、年齢によるものなので避けようがないと思われがちですが、匂いを抑えることはできます。しじみを毎日の食事に取り入れ、さらに以下のことを試してみましょう。
・睡眠をとり、適度に運動をする
・梅干しや柑橘類に含まれるクエン酸をとる
・ストレスをためないように、適度に発散をする
・お酒やたばこを控える
・デオドラントスプレーや汗拭きシートでこまめに拭く

トップに戻る