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しじみの保存方法と賞味期限を知ろう

生のしじみの保存方法

しじみは生ものなので、とても傷みやすい食材です。購入した当日もしくは翌日に食べるのであれば良いのですが、大量に購入した場合は、正しい方法で保存することが大切です。

しじみの保存方法について

砂抜きをしておこう

新鮮なうちに下処理をすることで、後から使う時に便利になります。
まずは、しじみが重ならないように広げられる大きさのバットを用意しましょう。しじみが吐いた砂を再び吸い込んでしまわないように、網にのせて、しじみが床につかないようにした状態で塩水を入れます。バットがなければボウルでもできますが、しじみが重ならないよう気をつけましょう。
塩分濃度は1%程度になるようにして、ミネラルを含む天然塩を使用します。しじみの殻の一番分厚い部分が少し水面に出るくらいにしましょう。
新聞紙などを被せ、暗く静かな場所に5、6時間置いておくと、砂抜きが完了します。

保存袋にしまう

砂抜きが終わったら、しじみの殻をこすり合わせて軽く洗います。ジッパー付きの保存袋に入れて、空気を抜いて密閉します。冬場で気温が低いのであれば、砂抜き後に濡れた布巾を掛けて常温で数時間放置しておくと、旨味成分のコハク酸が増えるため、味が良くなります。
冷凍する場合は、少し厚手のフリーザーバッグを使用しましょう。急速冷凍するよりも、時間をかけて凍らせるとしじみは冬眠状態に入り、美味しさが増します。新聞紙などに包んで冷風があたらないよう、ゆっくりと凍るように調整しましょう。
保存袋には、いつ購入したしじみなのかわかるように、日付を記載しておくと便利です。

日数を置かずにたべましょう

冷蔵庫で保存する場合は、夏は2日程、冬は1週間以内には食べ切りましょう。
冷凍保存の場合、1ヶ月程度は保存が可能です。冷凍したしじみは、細胞壁が壊れているため、解凍するとうま味成分が逃げてしまいます。調理する場合は、凍ったまま沸騰したお湯に入れることで、しじみの良い出汁が出て美味しく食べることができます。

冷蔵と冷凍はどちらが便利?

すぐに食べることがわかっているのなら、冷蔵でも構いませんが、大量にあり、少しずつ食べるのであれば、冷凍しましょう。
保存袋に入れるときに、一度で使用する分だけ入れておくととても便利です。砂抜きなどの下処理が終わった状態なので、毎朝のお味噌汁の具として、お湯に入れるだけでいいのでとても便利です。栄養たっぷりのしじみを無駄にしないように、正しい保存で美味しくいただきましょう。

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