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しじみとあさりはどう違うのか?

しじみとあさりの違いについて

しじみとあさりは、まず見た目に違いがあります。しじみは小ぶりで厚みがあり、あさりは平らでシジミよりも一回り以上大きくなります。共通点は、どちらも味が良く、昔から日本人の食卓にはおなじみの食材ということと、どちらも二枚貝であるということです。

しじみについて

しじみは、シジミ科に属しています。日本国内では主にヤマトシジミ、セタシジミ、マシジミの三種類が流通しています。しじみの寿命は10年ほどで、生息地は、塩分濃度1%以下の淡水や、河川の河口域と海水が入り交ざる汽水域に生息しています。
大きさは、1~2センチ程度が主流で、厚みのある三角形が特徴的です。本来は光沢のある茶褐色ですが、砂底質と泥底質で育ったしじみでは貝殻表面に付着する成分が異なるため、泥底質で育ったしじみは黒色に近くなります。表面に輪状の成長脈がみられます。

しじみの栄養

しじみには、アミノ酸やミネラルが多く含まれ、肝臓の働きを助けるタウリンやオルニチン、ビタミンB、鉄、葉酸、βカロテンなど、疲労回復や滋養強壮に有効な成分が豊富です。
しじみのカロリーは、可食部100gで約64キロカロリーです。

しじみの砂抜き

淡水で生息するしじみの砂抜きは、塩分濃度1%ほどの水で行います。しじみはあさりほど砂を吸い込むことはないので、50度のお湯に5分ほど漬けるだけですぐに砂が落ちます。

あさりについて

あさりはマルスダレガイ科に属する2枚貝です。
塩分濃度3%以上の海水に生息し、成長すると4センチ程になります。長楕円形で、殻の色は茶色や黒色、白色が混ざり合う茶色や青色など、バラエティーに富んだ色や模様がはいります。あさりの寿命は8年程度といわれています。

あさりの栄養

あさりも、しじみと同様にタウリンや亜鉛、ビタミンB12、鉄分などを含みます。しじみのカロリーが、可食部100gで50キロカロリーなのに対し、あさりのカロリーは、可食部100gに対して約30キロカロリーとしじみよりもヘルシーで、コレステロールも低くなります。また、適度な食べごたえとしっかりした旨味を持っているため、世界中で様々な料理に使われている人気の食材です。

あさりの砂抜き

あさりは泥質の多い場所を好むため、多くの砂を吸いこみます。調理の前には必ず砂抜きが必要で、海水に近い塩分濃度3%程度の塩水に、夏場は2~3時間、冬場は8~12時間ほど浸しましょう。

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