血圧が不安な人におすすめのしじみの働き

しじみと血圧

しじみには、肝機能の働きを助けることで知られていますが、そのほかにも血圧を安定させるための体のさまざまな機能に働きかけます。血圧が安定しない理由は一つではありませんが、食事や睡眠、ストレスなどが起因となる高血圧が心配な人は、しじみを毎日の食事に取り入れることで、血圧を安定させることが期待できます。

血圧が高くなる理由

血圧とは、心臓から送り出される血液により血管に与えられる圧力のことです。全身に張り巡らされた毛細血管まで血液を循環させ、栄養や酸素を運び、二酸化炭素やアンモニアなどの不要な老廃物の排出を促します。

単純に血液の量が増えることで血管にかかる圧力が高くなることもありますが、血管が細くなったり硬くなったりすると、血液がスムーズに流れにくくなり、その結果血圧が高くなるという場合もあります。
そのほかには、塩分の摂りすぎやバランスの悪い食生活、運動不足による肥満、睡眠不足やストレスなど、日ごろの生活習慣が影響したり、病気や加齢による動脈硬化などが原因になったりすることもあります。

しじみが血液に与える作用

オルニチンの働き

しじみに含まれるオルニチンは、肝臓でアンモニアを解毒するオルニチンサイクルに欠かせない存在ですアンモニアの分解や排出がスムーズに行われると、エネルギー代謝の効率が上がり、肝臓や体内に脂肪が蓄積されにくくなります。その結果、コレステロール値が減少し、血流の改善や動脈硬化の予防も期待できるようになります。

タウリンの働き

タウリンにも、オルニチン同様の肝機能の働きを助ける作用があります。
そのほかに、ホメオスタシス作用という、人のからだの恒常性維持に大きな働きをもっています。
通常、アミノ酸は他のアミノ酸と結合することでタンパク質となりますが、タウリンは他のアミノ酸と結合することなく、体内で遊離した状態で存在します。タウリンは全身に存在することで、気温など環境による、体温や血圧の変化を一定に保ち、コントロールするという大切な役割を果たします。

トリプトファンによるストレス緩和

しじみに含まれるトリプトファンは、「しあわせホルモン」と呼ばれる脳内ホルモン、セロトニンを合成する成分です。セロトニンは、人の感情や精神、睡眠をコントロールする神経伝達物質です。ストレスや不安を感じた時にセロトニンを分泌し、自律神経の働きを調整します。トリプトファンをしっかり補うことで、ストレスによる高血圧の予防に働きかけます。

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