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蜜ロウとプロポリスの違いって?

ミツバチの生み出す天然の恵みには、はちみつやローヤルゼリー、プロポリス、蜜ロウなどたくさんのものがあります。
プロポリスも蜜ロウも「同じミツバチの巣」ですから、その違いについては少しわかりにくさもあります。

蜜ロウというのは別名ビーズワックスともいい、ミツバチ自身から分泌する分泌液を原料として作り出すミツバチの巣そのものです。
蝋線という場所から分泌されるロウを、口の中でガムのように噛みながら唾液を混ぜ合わせたものを使って自身の巣を成形していきます。
ロウの中でも蜜ロウは唯一の「食べることのできるロウ」として、フランスの焼き菓子「カヌレ」で使われたり、コムハニーとして食されたりということもあります。
また、安全性の高いものであることから、医薬品や化粧品の原料としてもよく用いられています。
食用や医薬品以外にも通常のロウソクやワックスとしても多用されているものです。

対してプロポリスというのは、ミツバチが集めた樹脂や花の蜜をいったん口から体内に取り込み、ミツバチの体内で特別な酵素と再合成したのちに吐き出して作られるもので、独特の臭いを持つ物質です。
優れた抗菌作用・殺菌作用を持ち、また松脂のような粘度の高さをもつ物質です。
ミツバチはこうして作り出したプロポリスを巣の入り口付近や内部に塗り込めて、巣の中の衛生状態を保ったり、外敵や雨水の浸入を防いだりします。

このように、蜜ロウとプロポリスは原材料も作り方も、その用途も全く異なるものなのです。

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